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2006年01月08日

RSSリーダー

RSSリーダーとはなんぞや?
一言でいうと「お気に入りWebサイトの更新チェッカー&ビューワー」だろうか。

よく見に行くWebサイトがいくつかあるとする。ニュースサイトとか誰かのブログなどだ。今日もブラウザのお気に入り(あるいはブックマーク)から、それらのサイトを選んで見に行った。しかし、前回見たときから更新はなかった。残念、また明日見てみるか。

一つや二つなら別にかまわないのだけど、巡回サイトが増えてくるとこれが面倒になってくる。更新頻度の少ないサイトならなおさら。そんな面倒くさがり屋さんにお勧めなのがRSSリーダーというわけ。ただし、RSS(定型の見出し情報)を公開しているサイトしかチェックできない。

以前、RSSリーダーを使ったことはあるのだけど、当時まだRSSを公開しているサイトは少なく、RSSリーダーの便利さを実感できなかった。ところが、最近はブログブームやらPodキャストやらでRSSを公開するサイトが増えてきたこともあり、もう一度試してみようかという気になった。

今回使うのは、WebアプリタイプのBloglines。特別なソフトをインストールすることなく使えるし、家でも会社でも同じものが見られるのが利点。

Bloglines

RSSに含まれる情報は見出しだけだと思っていたのだけど、どうやら本文も含まれている事があるようだ。
Bloglinesは複数のサイトのRSSを同じページに並べて表示してくれる(上の写真)ので、本文が含まれているなら、一つのページを読むだけで更新された記事を全て読むことができる。これはいい。

一応、ローカルで動作するRSSリーダーのglucose2 Betaも試してみた。

glucose2 Beta

こういう3ペイン型で一つ一つ記事を見ていくタイプは、Bloglinesの全記事一括表示方式と比べると面倒だ。glucose2は一括表示(上の写真)もできるようだけど、全記事が日付順に並んでしまって、どの記事がどのサイトのだかよくわからない。


ところで、この複数サイトのRSSの一括表示では、もちろん元のサイトのCSSは無視される。デザインを重視する作り手としては歓迎できないかもしれない。また、関係のない他のサイトと一括表示されることを好まない人もいるかもしれない。
読売新聞の見出し配信訴訟のようなことを、RSSリーダーに対して持ち出すトンチンカンな人が出てこないとも限らない。(ちなみに、読売新聞はRSSを公開していないので、この判決の妥当性については別問題)

個人的には、RSSを公開したらどう利用されようが文句を言うべきではないと思う。嫌ならRSSを公開しなければいい、あるいは見出しだけしか含めなければいい。情報の取捨選択や表示の最適化をしなくて、どこにコンピュータを使う意味があるのだろうか?

投稿者 sike : 2006年01月08日 20:43

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