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2005年07月31日
サラウンド
サラウンドシステムが欲しい。
後ろにもスピーカーがあって、DVDの映画やゲームなどを大迫力の臨場感で楽しめるってやつ。
事の発端は、ITmediaの記事を読んだこと。
ITmedia Games:北米ではほとんど常識、そして日本でも……? ゲームのサラウンド最新事情
ITmedia Games:一足お先に次世代機気分――HDTV+5.1chで現行機を遊ぶススメ Part1
一つ目の記事によると、ドルビーのサラウンド技術をゲームをゲームに使用するのにロイヤリティー(使用料)はかからないらしい。
こういった特許系技術の使用が無料というのは、ちょっとした驚きだった。
無料なら今開発中のゲームに使うことも考えられる。
北米ではPS2ユーザーの30%がサラウンドシステムを使用しているという調査結果がある。
日本では家の狭さや隣の家との距離の問題から、北米ほどの普及は望めないが、ゲーム開発におけるサラウンド技術の重要性は高まっていくのではないかと思う。
理由としては以下のようなものがある。
- 日本のゲーム業界でも北米市場の重要度は高まっている
- DVDの普及や薄型TVブーム等により、安価なホームシアターシステムが市場に出回っている
- 次世代ゲーム機(PS3,XBOX360)では、ドルビーデジタル(5.1chサラウンド)が標準となる
普及度は置いておいても、3Dゲームとサラウンド技術ってのは相性が良い。
特に一人称視点の戦争ゲームや、ホラーゲームなどでは、音の方向がわかるというのはゲーム性や臨場感を大きく高める要素になりうる。
そんなこんなあって、ドルビー日本支社まで見学に行ってしまったり、コストがさほどかからないなら開発中のゲームに使ってみようかという話が進み始め、僕のサラウンド欲求は高まっていったのだ。
自分が開発するゲームに使うのだったら、知っておいたほうがいいに決まっている。
さて、商品選びの基準だが…
そんなに音質にはこだわらないので安くしたい。自慢じゃないが僕はそんなにすばらしい耳は持っていない。現在14インチのモノラルテレビを使用しているところからしてもわかるだろう。
ごちゃごちゃと物が多い部屋をさらに狭くしたくはないが、スピーカーはちゃんと5.1chないと嫌なので、ある程度あきらめよう。
猫が登ろうとしたり倒したりすると嫌なので、縦長の床置きタイプスピーカーはやめておこう。
いろいろ調べた結果、DENONのDHT-M330という商品が第一候補としてあがった。価格.comなどで調べると最安値で3万円程度と安価な部類に入る。
注目ポイントは、ドルビーヘッドフォン機能(ヘッドフォンによる擬似サラウンド)搭載というところ。
日本の家庭環境では、実際に5.1ch分のスピーカーを置けないということも多くあるわけで、サラウンドヘッドフォンを購入するゲームユーザーも多いはず。
ゲーム開発者としては、サラウンドヘッドフォンによる立体音響についても効果を自分で確かめておきたい。
それに深夜など近隣の迷惑を考えると使用機会もあるだろう。
さて、ここまで書いておいてなんですが、まだ今一歩購入に踏み切れない部分がある。
やはり、部屋に物を増やしたくないってのが最大のネックなんだよなー。リアスピーカーまでコードが床を這うのも美しくないよねー。
投稿者 sike : 2005年07月31日 00:35
コメント
いいから早く買ってwww
ヘッドフォンは体験したけど、昔から全然駄目なので
スピーカーのほうでおねがいします。
ソフトはナムコのエースコンバットあたり、
似ているから学ぶべき所も結構あると思いますよ。
例えば、前から後ろに移動する音源を再現するとき、
位相が逆転する瞬間、プチって出るノイズを、
エースコンバットの場合は通過音を出す事で
ノイズをより大きな音でマスキングしてるそうです。
投稿者 espassi : 2005年07月31日 21:58
ヘッドフォンは確かにダメだね。
ヘッドフォンだけだと買う気がしないけど、おまけとして機能がついてるのはありかなと思います。
購入については、まだ検討中…
投稿者 sike : 2005年08月01日 03:00