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2007年05月07日
パターンを見出せ
あいかわらず英語のお勉強中です。
最近はリスニングのほうはさぼりがちで、リーディングのほうをぼちぼちやってます。
ラダーシリーズLEVEL3の「チップス先生さようなら」を読んでいます。
一章につき3回くらい読み返す感じでなんとか8割くらいわかるのですけど、どうしてもわからないところはわからないまま。
それで、昔買った英文法の本を読み返してみたのですけど、受験生のころに覚えた記憶があるようなないような事が書いてあって懐かしいですね。
チップス先生を読んでるときには、文法とかあまり細かく考えずにフィーリングで読んでいたのですが、特に完了形とか仮定法とかは意識するとしないで結構ニュアンスが変わってくるような気がします。
英語に限らず学習ってのはパターンを見出すことかなと思いました。
文法というのも大きなパターンですし、もうちょっと局所的な言い回しにもパターン的なものがあるなと最近気づきました。
辞書に「drink oneself out of a job = 酒の飲みすぎで職を失う」なんてのが載ってたのですが、日本人的感覚で考えると「自分自身を飲む」?何それ?って感じ。
こういうのは個別に覚えるしかないと思っていたのですが、英文法の本を見てたら、「George shouted himself hoarse. = ジョージは大声で叫んで声をからしてしまった」という文が出てきて、これってさっきの drink と同じパターンです。
たぶん、英語にはこういう言い回しが他にもあるんだと思うのです。こういうのは個別に覚えるのは大変だけど、パターンとして認識していれば覚えやすいし、初めて見た表現でも知っているパターンの応用で類推できるというのはありそうです。
最近、職場で新人教育のような事をやっているのですが、僕らがぱっと見て明らかなことを新人君はすごく悩んでいるんですよね。不思議なことに、答えそのものを目の前で見ながらそれに気が付かない。
なぜそれがわからないの?とイライラしてたのですが、英語がわからない自分と重ねてみると納得。
そういうのもそこにあるパターンを見出せないからなんだと思います。
プログラム言語であるC言語と自然言語である英語とは大きく性質が異なると思いますが、単語(C言語では予約語や演算子や識別子かな)があり文法というパターンがあるという意味では似ています。
英単語一つ一つの意味がわかるくらいでも「俺 食べる 肉 ウホウホ」とか原始人レベルの会話はできるかもしれませんが、関係代名詞や修飾語が沢山付いた文章の意味を理解するには、英文法というパターンが不可欠です。
新人君もC言語を使ったことはあるのですけど、パターンが身についていないので、ちょっと高度な書き方をされるとわからなくなってしまうのでしょう。
というわけで、そこにあるパターンを意識してお勉強していこうと思います。C言語のパターンは身につけられたのだから、英語だってできるはず!
投稿者 sike : 2007年05月07日 04:41
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