2006年07月15日
カサノバ
昨日、ラッセ・ハルストレム監督の「カサノバ」を見てきました。
この監督の映画は大好きなんですけど、わかりやすい面白さというよりは、わびさび的なおもしろさ、「結局それでどうなの?」っていうような映画を作る人なんで、今回もそういうのなんだろうと予想していたのですが、これが全く違いました。
わかりやすくて後味の良い痛快コメディーでした。
カサノバやその周辺の人々のバラバラな思惑が、嘘や隠し事でゴチャゴチャにかき混ぜられていく様にハラハラドキドキ。思惑錯綜話マニア(なにそれ?)の僕にはたまりません。
こういうの大好きなんだ。★5つつけちゃいます。
DVDが出たらきっと買う。
投稿者 sike : 23:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月08日
かもめ食堂
かもめ食堂という映画を見てきました。
うーん…、あまりにも淡々としすぎ。
結論があるんだかないんだか系の話は、わりと好きなんですけど、ちょっと楽しみどころが少なすぎ、テンポ遅すぎ、でした。
「やっぱり猫が好き」という昔の深夜番組が好きだったのです。
それに出てた 小林聡美 と もたいまさこ が出てて、「かもめ」とか動物の名前もついてるし、似た雰囲気を期待してたのですけど、期待と違いました。
本編前の予告で気になったのが数本。
元プレイボーイの爺さんがいい味だしてそう。
好きなタイプのコメディな気がする。
・カサノバ
「マイ ライフ アズ ア ドッグ」や「サイダーハウスルール」のラッセ・ハルストレムの新作。
この監督の映画、好きなんだ。
投稿者 sike : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月17日
アニメ感想: フタコイ オルタナティブ
また下らん美少女アニメだろ?と、警戒しつつ見てみたらこれが大当たり。
予想を裏切られた。
かわいい双子の女子高生になぜか好かれていて、両手に花の半同棲状態。
バカバカしい妄想世界と言ってしまえばそれまでだが、何かが僕の琴線にふれる。
そうだ、「1973年のピンボール」だ。村上春樹的な世界だ。
永遠に続くと錯覚しそうなモラトリアムな日々。
ふとした瞬間に訪れる喪失の予感。
ノスタルジックで甘美な映像と音声が麻薬のように僕の神経を麻痺させる。
現在5話まで見たが、実は第1話はドタバタアクションで、上で述べたような雰囲気の話は2,3,5話。4話は残念ながら出来が悪かった。
話ごとに雰囲気ががらっと変わりこの先どうなるかよくわからないのだが、しばらく要観察。