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2005年08月31日
猫の手も借りたかった
月曜日までに仕上げないといけないものがあり、先週は土日もおうちでお仕事でした。
あー忙しい。猫の手も借りたいよ。
あ、のりさん、手伝ってくださるんですか。そっちの資料当たってください。
「ふむふむ、なるほど、これはこれは…」
どうですか、なんとかなりそうですか?
って、のりさん!本、逆さまっす。写真小さくてわからないかもしれないけど逆さまなんす。
「なかなか良い寝床じゃない」
まー、そんなことだと思ったっす。
2005年08月30日
台本を半自動生成せよ
開発中のゲームのボイスデータの収録のため、台本を作る作業をしている。
膨大な数のボイス(おそらく万の単位)があり、手作業で台本を作るのは考えられないので、ゲームで使用するシナリオデータから半自動で台本を作る台本コンバーターを作ることになったのだが、問題は台本のファイルフォーマットを何にするか。
満たすべき条件としては、
・縦書きが可能
・画像が使用可能
・台本らしいレイアウトが可能
といったものがある。
以前開発したゲームでは、Wordで作っていたようだが、Wordのデータを出力するプログラムを作るのは難しい。
ファイルフォーマットがオープンではないし、Wordデータ出力ライブラリの類もないようだ。(探し方が足りないだけか?)
Word と VBA で作るという手もあるのだろうけど、VBAでWordをいじった経験はないし、VBAというプログラム言語にもなじみがなく、開発時間がかかりそうだ。だいたい会社で使用している Word は、いまどき普通使ってないだろっていう Word 95。現在の主流は Word 2000 以降だろうから資料が少ない。十年前のソフトって…。
最初は出力の簡易さから、HTMLでの出力を考えた。Windows の Internet Explorer なら、"@MS 明朝" というフォント指定をすれば縦書きにできるし、画像も使用可能。テーブルタグで、台本的レイアウトもできるように見えた。
ところが、印刷しようとすると、ページの区切りが意図どおりにいかない。
A4の用紙サイズに合わせて、CSSによりミリ単位のレイアウトを指定しているつもりなのだが、だんだんずれていく。
そもそも数百ページにわたるHTMLをブラウザで開くのも印刷するのもぞっとする。
というわけで、HTMLは没。
さて、ページを意識したレイアウトが出来てプログラムで出力できるフォーマットというと、思いつくのはPDFくらいだ。
TeX ? そんなのもう忘れたよ。
続く…(かも)
2005年08月26日
漫画感想: リトル・フォレスト (2)
- 作者:五十嵐大介
- 出版社:講談社
- 好み:★★★★★(★2つが普通)
2005年08月25日
漫画感想: 沈夫人の料理人 (3)
- 作者:深巳 琳子
- 出版社:小学館
- 好み:★★★★☆(★2つが普通)
沈夫人は気の弱い李三に無理難題を言って困らせ精神的に追い詰めるが、李三はどういうわけか沈夫人のことを心から敬愛し、夫人の全ての行動を美化し、追い詰められるほどに美味い料理を作る。
夫人は李三をいじめると言っても、美味い料理を食べれば賞賛の言葉を彼に与え、その緩急の具合で李三はどんどん夫人への愛情を高めていく。
奇妙にゆがんだ愛情の連鎖が、なんとも言えず滑稽でたまらない。
人がいじめられるのに、読んでいてやな気分にならず、むしろ笑みがこぼれてくる。そんな漫画はそうそうない。
エンペラー
JR両国駅を降りて大江戸線の両国駅方面へ少し歩いたところに、看板猫のいる中華料理屋があります。
真っ白な長毛を美しくたたえた猫を、僕らは敬愛をこめて「エンペラー」と勝手に呼んでいます。
気品に満ちたたたずまいで身じろぎもせず店先に座っているその姿は、まさに皇帝の風格。
だったんですけど、今日はオーラが弱かったような気がする。
もういい加減、年なのかなぁ…
2005年08月21日
漫画感想: ハチミツとクローバー (8)
- 作者: 羽海野 チカ
- 出版社: 集英社
- 好み:★★★★★(★2つが普通)
こういうの大好きなんだ!
来るべき未来についていろいろ妄想したり、自分の恥ずかしい過去を思い出してもだえてみたりしながら楽しみました。
ハチクロはキレイ過ぎるという意見もあるけど、誰しもそういう成分持ってるだろ?
で、そういうので幸せ感じて生きる原動力にしたり、誰かに優しくできたりするんだったら、それでいいじゃん。
とかなんとか、青臭いこと言ってみたい俺でした。
2005年08月20日
ひさびさの猫
ひさびさに猫写真をのっけよう。
ちーのお気に入りの場所。
テレビとかのラックの下の段が、ちーの寝室。
様々なコードが張り巡らされていて、電磁気の力で肩こりがとれるそうです。
うそですけど。
ダンボール箱の端に両手をかけて、捨て猫ポーズののり。
その箱、ちょっと君には小さいんじゃないか?
ま、君が満足ならかまわないのですけどね。
麻婆ナス豆腐
うちのベランダで取れたナスで、麻婆ナス豆腐。
ナスが少なめだったので、豆腐も足したのです。
去年の年末あたりは、献立のネタに困ると麻婆豆腐を作ってたけど、最近はやってなかった。
久々に食うとよりいっそう美味いね。
2005年08月18日
おやゆびスライス
玉ねぎスライス激ウマーって調子に乗ってスライスしまくってたら、親指までスライスしそうになりました。
ドクドク血が出てびびった。気が遠くなった。
俺ってこんなに出血に弱かったっけ?
2005年08月16日
きのこスパゲティー
最近、パスタが多い。
短時間で出来るし、ある素材で適当に作れるのが良いです。
今日は、和風きのこスパゲティー。
具は舞茸とエノキダケとベーコンとニンニク、味はバターと醤油と味醂とコショウでした。
あと、うちのベランダに生えてるシソもきざんで入れました。
シソ、わさわさ繁ってますよ。沢山食わねば。
2005年08月14日
ツール・ド・八溝
ツール・ド・八溝という自転車レースをご存知でしょうか?
僕の友人たちで勝手にやってる自転車レースなんで、知るわけないんですけどね。
茨城県と福島県の境目にある八溝山の上り坂を7.7kmくらいえんえん登るだけの苦行みたいなレース。
そんなわけで今年もレースの日がやってきました。待ってないのに…
全然自転車乗ってない。というかまともに運動してない。
みんな似たような事言ってるんだけど、毎回僕が最下位なんですよねー。なんで?
今年も期待を裏切らずダントツの最下位でした。
えーい、来年こそはトレーニングをつんで最下位脱出だー。
って毎回思うんだけどなー
八溝山には、とんぼが飛びまくってた。
もう山は秋だねー。
2005年08月08日
豆腐のイタリアングラタン
バジルが余っていたので、ここのレシピを見て豆腐のイタリアングラタンを作りました。
オリーブオイルかけすぎた。
おつまみっぽい素材の味を生かしたメニューって感じでした。
余った湯通しした豆腐はドレッシングかけて食いました。
湯豆腐っていけるね。
投稿者 sike : 00:13
2005年08月07日
影描画方法メモ
ゲームで使われる影の描画方法はいろいろあるのだけど、その名前と処理内容をイマイチ把握しきれていなかった。
同居人が買ってきたグランディア3を見て影の話になったので、良い機会だと思い、改めて調べてまとめてみた。
■プロジェクションシャドウ(投影テクスチャマッピング)
光源方向から影を落とすオブジェクトを描画し影絵の影のようなテクスチャを作る。
影が落とされるオブジェクトに対して、その影テクスチャを光源方向から投影するようにテクスチャマッピングする。
影が落とされるオブジェクトを、落とす影の分だけ描画する必要があるので、複雑な形状のオブジェクトに対して影を落とすのは負荷が高い。
セルフシャドウ表現は不可能。(だと思う)
PS2でも可能でよく使われる。
グランディア3は多分これ。負荷軽減のため、影が落とされるオブジェクトは、実際の描画用のモデルと影投影用の簡易モデルと2種類用意しているようだ。階段状の地形なのに斜面のように影が落ちているところがあった。
■ステンシルシャドウボリューム
影を落とすオブジェクトの光源方向からみた輪郭辺を計算で抽出し、輪郭辺を光源と逆方向に引き伸ばしたポリゴンメッシュをシャドウボリュームと呼ぶ。シャドウボリュームの中は影になる空間である。
Zテストとステンシルバッファを使って影のステンシルを作る。
影が落とされるオブジェクトを描画した後、ZテストON,Zバッファ更新なしでシャドウボリュームの表と裏をステンシルバッファに描画する。表を描画するときにはステンシルに+1、裏をかくときにはステンシルに-1する。影が落ちるピクセルはZテストにより表しか描画されないので、影になるピクセルはステンシル値が1となる。(この記事に図解がある)
プロジェクションシャドウと異なり複雑な形状のオブジェクトに対しても一定のGPU負荷で影が落とせるが、影を落とすオブジェクトが複雑だと輪郭抽出のCPU負荷が高い。(最近はGPUでも輪郭抽出できるようだ)
セルフシャドウ表現も可能。
PS2には純粋な意味でのステンシルバッファがないが、簡易的にそれっぽいことは可能。
「ジャック×ダグスター」は地面に沢山生えている細かい草のポリゴンにも影が落ちていることから、ステンシルシャドウボリュームを使っているのではないかと思う。
■シャドウマッピング
光源方向から見たシーンを描画して光源方向から見た深度テクスチャを作り、通常カメラからのシーン描画時に「光源方向からのピクセルの深度値(A)」と「そのピクセルに投影される深度テクスチャの深度値(B)」を比較して、A>Bなら影とみなす。(この文章だけではわからないだろうな…)
セルフシャドウ表現が可能。
普通にやろうとするとピクセルシェーダーが必要(だと思う)なのでPS2では難しい。
が、トリッキーなことをすればPS2でもできるという話もある。
参考
・3Dゲームファンのための「3DMark 05」講座
・DOOM3の影生成について考察する
投稿者 sike : 21:18
タマネギスライス美味い
野菜を切って盛っただけのサラダ。
材料はサニーレタス、トマト、ニンジン、タマネギです。
そんなのに1エントリ使うのもなんなのですが、タマネギのスライスの美味さに感動したのです。
タマネギは好きなのでよく使うのですけど、スライスは今まであんまりしなかった。
スライサーで薄く切ったタマネギを水にさらしただけで、こんな甘みが出るとは。
さらに、ドレッシングはイオンの「じっくり炒めた玉ねぎの風味引き立つドレッシング」。
タマネギ天国!
ニンジンの細切りも歯ごたえがあって美味い。
バクバク食いまくれるサラダでした。
投稿者 sike : 20:15
バジル収穫、ジェノベーゼ
バジルが窮屈に茂っているので、育ちの悪い株を間引きしてしまいます。
多分、間引きタイミングとしては遅すぎなのではないかと思いますが、やらないよりまし。
園芸素人は思い切りが悪いので、抜くとか切るとかって抵抗あるんですよ。いつもタイミングを逃してしまう。
で、わりと大胆に抜きまくったのがこれ。
ちーちゃんもバジルの香りをかぎにきました。
くんくん。
収穫したバジルは、バジルペーストにします。
材料は、松の実25g、ニンニク2片、バジルの葉(多分)20~30枚くらい、オリーブオイル大さじ3、パルメザンチーズ大さじ2くらい。
1. 松の実は弱火で色づくまで炒る
2. ニンニクをスライスし炒った松の実といっしょにすり鉢で細かくなるまでする
3. バジルも細かく切ってからすり鉢に加えする
4. オリーブオイル、パルメザンチーズも入れて、なじむまで混ぜる
5. 味を見ながら塩と粗引き胡椒で味付けして出来上がり
入れる順番は、わりと適当です。
このペーストを、ゆでたてのスパゲティーに絡めれば、ジェノベーゼのできあがり。
飾りつけに小さめのバジルのは葉をかざってみました。
以前レトルトのジェノベーゼを食べて美味しくなかったので期待してなかったのですが、予想以上に美味い!
バジルの風味やニンニクとチーズのコクが、食べ終わった後も口の中に残って、いつまでも後を引きます。
食べたりねー。
夜になってから、Googleでバジルの摘心(茎をちょん切ることかな?)のことを調べたのですが、どうも早いところやらないとまずい気がする。
バジルの花が咲きそうになってるし。花がつくと多分不味くなる。
ってことで、辺りはもう暗いというのに、ベランダに出て一本だけ摘心してみました。
で、切ったのがこれ。
思い切りが大事なようなので1/2の高さくらいに切ってしまいました。
バジルは摘心すると、切ったところの下にある脇芽(茎の分かれ目に生える芽)が悔しさをバネにして伸びるそうな。
がんばれバジル。
ちなみに、これがバジルの花…と思われるもの。
かわいいけど、美味しいバジルの収穫のために心を鬼にして摘みまくるぞ。
2005年08月06日
ドメイン取得
ドメインとりました。
そんなわけでこのブログのURLは http://ashiato.jp/blog/ になりました。(前のも使えるけどね)
短くてステキ。
メールもこのドメインのものに切り替えて、前のプロバイダとはさよなら計画。
このサーバーを借りているさくらインターネットでドメインとったんですけど、jpドメインは高い。
com とか org とかだと年間1800円なのに、jpドメインは3800円と倍以上。
CDとかドメインとか日本っていろいろ高いよね。なんでだろう?
2005年08月03日
だれだれ
ぐでーんと伸びてるのりちゃん。
だらしないねー。
反対から見るとこんなんです。
「何か用?今休憩中だから後にしてくれない」とでも言ってそうな目。
いつもは、いいアングルで撮ろうと場所を移動したりしてる間に、起き上がってどっかいっちゃったりするのに今日は動かない。
めずらしいこともあるもんだ。
2005年08月01日
しり
ちーはお尻(というか背中の尻尾付近)をなでられるのが好きらしい。
特に、ご飯を食べながらなでられるのが好き。
お尻をなでられ高まった性欲を食欲に転換するのだろうか?
最近は、お尻をなでられながらじゃないとご飯を食べたくないとばかりに、にゃーにゃー鳴きながら僕を餌のそばまで連れて行こうとする。
かわいいけど、ちょっと面倒だよ。
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小森という山間の農村で、主人公いち子が畑で野菜を作り、野草を採集し、料理を作る。「リトル・フォレスト」はそんな漫画だ。作者自身がまさにそんな生活をしているらしく、半分エッセイ漫画のようでもある。
一方、都会で挫折し故郷に逃げ帰ってきたいち子が雪深い山村の自給自足生活を通して成長していく物語、という側面もあり、その物語の中に僕は冒頭に書いたような重みを感じた。
そのような味わい深さもこの漫画の大きな魅力なのだが、実は、それよりも何よりも毎回出てくる料理が本当に美味そうでよだれがダラダラ出てくる。
自分達で作り自分達で食べる。その小さなサイクルに憧れを感じる。